自分のことをノーマルな趣味の人間だと思っていますが、何がノーマルなのかは人それぞれ違うわけで、つまり気に留めてしまったということは、そういうのが好みだということに他ならないのかもしれませんが……。
煮え切らない書き出しですが、ええと、金曜日の都市日報に一面広告が載ったのです。旺角[モンコック]に朗豪坊[ランハムプレイス]なるショッピングセンターがオープンしたとのことでした。旺角は香港の代表的買い物ポイントで、かつ代表的夜の街でもあります。私は香港映画には詳しくないのですが、旺角はいわゆる黒社会の根城としていつも描かれているようです。
とはいっても、普通に行動しているぶんには黒社会の影を感じることなど皆無で、朝から晩まで若者と観光客でにぎわっている街です。
さて、この一面広告ですが、アニメというか3DCGというか、いわゆるオタクさんが喜びそうな赤褐色の長い髪の人造女の子がでかでかと載っています。というかコンテンツはほぼその子だけです。彼女は左手で指差しながら「ランハムプレイス」に行こうよと誘っている様子ですが、不必要に肌を露出させています。風邪をひくのではないかいう心配、いやむしろ、周りの視線が刺さってケガしてしまうよ、という心配をしてしまいます。まあ生身の人間ではないので余計なお世話でしょうが。
彼女が身に着けているのは水着なのか防具なのか、それともお子様にはわからないもっと特殊な用途のものか、黒い皮のような光沢を持つ不思議な服です。それはセパレートの水着のように胸の部分と下半身とを必要最小限に覆っているのですが、不思議たるゆえんはセパレートの上と下の部分がつながっているところです。両胸の間の地点から細く生地が分岐し、おへその上を通って下のパーツまでつながっている、と。どういう用途があるのか分かりませんが。
そんなへんてこな服を着せられているにもかかわらず、ウインクまでしてのけるというのはどういうことでしょう。
なんか冷静に描写してしまいましたが、こうやって描写できたのは手元にその都市日報があるからです。いえ、断じてその広告目当てで持ち帰ったわけではないのです。それから(強引に話題転換)、その女の子をでかでかとプリントした二階建てバスまで見かけました。
ああいうのって、ジャパニメーションの影響なんでしょうか。いやでも少なくても日本だと、そんなに人目につくところまでは進出してはいないような気がします。
さて、朗豪坊[ランハムプレイス]のURLはhttp://www.langhamplace.com.hkです。私のナローバンドではそのアドレスの表紙までしかたどり着けず、そこには彼女はいませんでした。
5 件のコメント:
こんな感じでコメントをつけることができます。(あ)
やっと入れました。ごぶさたしてます。さてランハムプレイスなるもののサイト、ブロードバンダーな私が代わりに見て参りましたが、やはりそれらしきキャラは見つかりませんでした。どうやらサイト全体がFlashで構成されているようですね。商機獲得よりもデザインを重視しているようです。日本で言えば六本木ヒルズみたいな場所なんでしょうか。一度行ってみたいものです。これからも香港情報たのしみにしております。(野郎海松)
いやいや、管理人よりも丁寧な解説をどうもありがとうございました。>野郎さんの掲示板
香港のことは、検索なんかではあまり引っかからない、つまり、メジャーページじゃないことを利点にとって、細々自分の視点で続けますので。
こんなところに書きますが、概史いいっすねえ。
あれだけで、テツのねじまがりっぷりだとか、
イヌの大人っぷりだとか、園田(弟)の頭の足りなさだとか、
想像がついて楽しかったです。
野郎海松洞>外神田ボーンヘッズ概史>
http://cgi30.plala.or.jp/jaromir/index.cgi?0023
上の書き込みとこの書き込みは(あ)です。
蛇足さん>
そうでしたか、Nadiaさんでしたか。
ありがとうございます。名前が分かっただけでも、ちょっとすっきりしました。
『世界一の日本語Nadia情報ページを目指して』とか書くと私がファンのように思われるので、微妙なところです。
外神田ボーンヘッズ概史をお楽しみ頂けて幸いでございました。色々つけたしたため、アップ時には3倍くらいの分量になってしまいました。ああいうのって考えてるだけでもけっこう面白いです。
戦場ガ原さんのおかげで私もNadiaさんを見ることが出来ました。大陸系のお顔立ちをされていました(?)。日本でウケるにはもっと目ン玉がでかくないといけないと思います。あとまつ毛をボーボーに生やせば日本でウケます(嘘)。
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