2003年9月30日

(HK)潔白物語

 「ですから私は! 断じて私はですね!(ばしばしと机をたたく)」と精一杯力んでいそうな『潔白物語』は、ただの洗剤の商品名でした。googleで見つけてきた写真です。

 色々googleで引っ掛けているので、ついでにその、香港について書かれたページを読むのですが、どうもしっくり来ません。うまく説明できないのですが、そしてそれは最近むくむくと自分の中のテーマとなりつつあるのですが。
 私は香港に住んでいます。やりたいことが香港に見つかった、というのが理由で、決して日本が嫌いなわけでもなく、香港が憧れの土地だったわけでもないです。大体、自分がこうしてこんなところにいるなんて、一年前には想像もしませんでした。
 住んでいると確かに香港はいいところだとは思いますが、でも旅行者の目とはやっぱり違うのです。観光に行こうという気分にはならないですし。食事も全然開拓精神に欠けていて、今日もMaximで夕食でしたし。

2003年9月28日

(other)unicode文字の入れ方

 体験的に大丈夫なやり方が分かったので、メモしておきます。

  1. 10進、16進文字コードin HTMLユニコードに行って、unicode漢字に対応する&#nn;なる表記を得ます。nnはその文字を表す10進数の数字です。

  2. 深圳の「圳」はnn=22323、赤鱲角空港の「鱲」はnn=40050です。

  3. shift-JISのhtmlファイル中に圳とか、鱲とか書き込めばOKです。
 もっとよいやり方がありましたら、ぜひ教えてください。以前このページで「深圳」と書いた際は何も難しいことはしなかったような気がするのですが。

(HK)玩具反斗城にて

 香港版Monopoly(モノポリー、中文では大富翁)を見つけました。googleで見つけてきた写真です。ローカライズがうまくいっているように見受けられたので、本blogにて報告すべく地価の安い順から高い順まで記憶をたどりながら書いたのですが、最後にblogをpublishしたところ全て文字化けしてしまいました。
 4つの鉄道がAirport Expressの4つの駅(機場、青衣、九龍、香港)になっているあたりもgoodでした。ちなみにもっとも地価が高いのは、太平山(Victoria peak)で、一番安いのは大嶼山の赤?角(国際空港のあるところ)でした。それから玩具反斗城はトイざラスです。

 追記 editorで保存しながら注意深く本blogを書いたところ、原因は上の赤?角でした。香港国際空港は地名から赤?角空港と表記されることもあるのですが。字はGoogle 検索: 赤?角を見てください。
?はXPの手書きパッドで入力可能なのですが、どうやらunicode文字のようで、shift-JISの文章に混ぜるとその文章全体を破壊する効果があるようです。一つ勉強になりました。

(HK)JAPAN expatriate

 今朝のBlogに書きました「small potato」の対義語として、日本人若手が使っている言葉は「最高人民」です。中国っぽいです。今度香港人にこの単語を読んでもらって、意味というか、ニュアンスというか、きちんと通じるか確認してみたいと思います。

 会社の私のデータベースに、表題のように書いてありました。goo 辞書で調べてみると、第一義として(国外に)追放すると書かれていて。海外移住者という意味もあるようですが、あまりなぐさめになっておらず。
 言葉の成り立ちを推察すると、patriot(愛国者, 余談ですがこんな名前を兵器につけるあたりがアメリカらしいですね)に外を表すEx-ですからねえ。

2003年9月27日

(HK)打ちのめされた小さなジャガイモ

 忙しかった一週間も終わりました。今日はのんびり会社に行きます。
 今週もお客様が来ていたのですが、今回はUSからでした。かなり長い間ミーティングをしていました。彼らの英語はほとんど聞き取れませんでした。香港人の英語が分かる気になっていただけに、ショックで。PowerPointのスライドがあったので、適当に頷いていたりして。
 こういう言葉がネイティブの語彙に存在しているかどうかはわからないのですが、「small potato」というのを、こちらの若者はよく使います。「つまらない、大したことない奴」という意味です。
 そんなsmall potatoは彼らと計4食中華料理を食べました。接待でしたからいつも行かないような高い店で、そしてお金も払わずにすみ、ネイティブとフレンドリーに会話ができるという絶好の機会なはずでしたが。頭の中で英単語がくるくる回り、結局あまり食べた気にはなりませんでした。

 先日、Blogに書いた香港の人は流暢な英語を使ってしっかりコミュニケーションをとっていました。でも少し興奮するとやっぱり『そうか!』という合いの手が入っていました。

2003年9月22日

(HK)間違った日本語

 この前会った香港の人は、高等教育を香港以外で受けたとかで、結構流暢な英語を話していました。私は必死になって彼の言葉を追いかけていたのですが、時々理解不能な『合いの手』が入るのです。『ところで』とか『次に』とか話が切り替わるタイミングに、それは挿入されます。
 よくよく聞いて、私と私の上司(日本人)が出した結論は、日本語で『そうか!』といっているらしい、というものです。だって、『soka』なんて発音、英語では思い当たらないですし。とはいっても、話している最中、頻繁に何かがひらめいているというわけでもなさそうです。
 きっとこっちが日本人だから、気を使って喋ってくれているのだなあと思いつつも、謎の『合いの手』について質問も訂正もできずにいます。

(HK)日本在住の皆様におかれましては

 今週の火曜日も祝日でお休みだそうですね。今日私は気付きました。きっと月曜日も有給とか使ったりして、結構長い休みを取っているのでしょう。やっぱり日本は祝日が多いですね。いいえ、ひがんでなんかいません(強がり)。

 さて、『とりあえずクイズ』の答えですが、
布殊=ブッシュ、薩達姆=サダム(・フセイン)
美国=米、法国=仏、徳国=独、俄国=露
でした。

2003年9月19日

(HK)お客様のこと

 「SARSもおさまったことだし、ちょっと行ってみようか」というノリなのかどうなのかよくわかりませんが、最近お客様が多いです。私は日本系の会社に勤めているので、日本人のお客様が大部分です。お客様は「ゲスト」と書かれた名札をつけていますが、われわれ香港のスタッフのほうは名札などつけておらず、上着としてそろいの作業服こそ着ているものの、下はめいめいの私服です。ですからお客様から見ると、日本人なのか香港人なのか、実際に話をしているところを目撃しない限り区別できないはずです。

 私がふらりと廊下に出ていたところ、「ゲスト」なる名札をつけた人から英語で話しかけられました。隣の部署に来ている日本からのお客様のようだったので、私はつい親切心で日本語で「日本語で構いませんよ」と言ってしまったのです。結果、お客様はきょとんとされていました。顔は東洋系でしたが、日本人ではなかったのです。慌てて英語で応対しました。

2003年9月16日

(HK)帰ってきました。

 香港は中国に返還されていますけれども、依然深圳−羅湖(香港側)間で出国・入国の手続きが必要です。羅湖までは電車(Kowloon Canton Railway; KCRと呼びます)、そこから出張先まではバス、というのが通常の行きかたです。
 仕事を終えたあと、二時間近くバスに揺られ、Borderを越えるところで神経をすり減らし、冷房のききすぎているKCRで座れずに帰ってくると、やっぱり結局今回もげっそりしてしまいました。慣れれば大丈夫なのかもしれませんが。

 今日小切手を切りました。仕組みは以下の通りです。
 まず、白紙の小切手に受取人の名前と金額を書きます。次にそれを受取人宛てに送ります。
 そして、受取人がその小切手を銀行に持っていくと、引き換えに現金を受け取ることができます。
 自動引き落としもあるのですが、あまりシステムが信用されていない(誤って余計に引き落とされたら面倒だ、というような考えが根強い)ので、直接自分で金額を書き込める小切手がいまだに普及しています。

(HK)Cookiesを聞きながら

 掲示板で紺さんにふってもらった話題が面白かったです。どうぞとりあえずの掲示板へおいで下さい。「これは香港ではどんな漢字が当てられているんだ?」という興味がございましたら、調査したりもしますのでお気軽に書き込んでいただければ、とちょっと宣伝です。

 さて、明日も中国へ日帰り出張です。今回も突然で、今朝会社に行くなり命じられたのでした。先週は帰りにかなり気分が悪くなってしまい、このページに書くことができませんでした。今回はどうでしょう?

2003年9月15日

(HK)何事も挑戦

 まだ当ページで日本語が書けなかったとき、「会社では常に音楽がかかっている」と英語で書いたことがあります。かかっているのはほとんどが広東語の歌です。ですがごくまれに、矢井田瞳、TBSの情熱大陸と世界遺産、といった曲もかかり、突然の脈絡に悩みます。
 私は普段の生活で意識して音楽を聞こうとしない人間でしたが、会社で毎日受動的に聞いているうちにちょっと香港の歌謡曲なるものが気になり始め、今日CD屋に行ってきました。売れ筋のところをいろいろ観察しました。
 その結果、「ベスト版ならそう外しもしないだろう」という考察のもとに選択したのがCookiesの「All The Best」です。Cookiesは十代の女の子4人の『組合』です。購入したのは初回限定版のようで、カラフルなリストバンドが入っていました。
 こういう人間なので、あまり詳しいことはわからないのですが、第一印象としては、非常にスタンダードだと思いました。私が中学生や高校生のころの普通のJapanese popsのような。このCookies、香港の『魔娘』(モーニング娘。)と呼ばれているようですが、メンバーの移り変わりがあることからそういわれているのであって、歌的には全然違うのではないかと。それから中国の曲の味わいも、きちんと残っています。
 最後に強調しておきますと、私はまだまだ二十代なので、こういうCDを買っても大丈夫なんです! また、決して最近の曲が理解できないと言っているわけではないんです!! それから、早急にCookiesの四人の認識をつけられるようにしますので!!!

(HK)土曜日の失敗

 日本からの年上のお客様一名を香港島の山頂に連れて行くことになりました。私はこちらで単身生活をしており、なかなか一人だと土日に観光しようという気にもならないので、当然山頂にもいったことはなく。
 でも、いい機会だ、と思っていたわりには、予習をせずに、本も持たなかったのです。九龍半島側の尖沙咀からスターフェリーに乗って、香港島の中環にまでは問題なくたどり着いたのですが、そんな訳で、中環からピークトラム(ケーブルカー)乗り場までの行き方がわかりませんでした。うろうろしているとシャトルバスに乗ればいいらしいことが掲示されていました。
 ところが、その後見つけて乗ったバスはなかなかそれっぽいところに到着せず、というか、だらだら山を登り続け、結局山頂まで私たちは連れていかれたのです。トラムならあっという間に着くところ、三十分以上かかりました。トラムで登る楽しみをお客様から奪ってしまいました。

「すいませんでした。でもおかげで貴重なお話を聞くことができました」 
というのは、この時の言い訳です。

2003年9月13日

(HK)都市日報9月8日

 HKU SPACE(香港大学専業進修学院)なるものが、都市日報に広告を出しています。『日本語・韓語及泰語』と書いてあり、香港人にとっての外国語のコースが色々と説明されています。
 その中に
    『關西(大阪)方言會話』
    学費 : HK$1,300 (共25小時)
がありました。
 私は三年近くそれこそ『關西』に住んでいたのですが、一番長い時間接する職場の人がほとんど『關西』人ではなかったためか、それとも私の言葉が固まってしまっていたためか、とにかく全然『關西(大阪)方言會話』は話せないのです。ちょっと気になった講座でした。

(TEXT)失態の件

終了しました。一度書き込んだことは訂正できない、というか、そういう覚悟をしなければいけないと、改めて感じました。

2003年9月12日

(TEXT)調子に乗りすぎでした。

とりあえずの掲示板に書いたのですが、他人の掲示板で失態をしでかしてしまいました。管理人さんに指摘していただき助かりました。

今後二度としないつもりでおります。そして、皆様からのご意見はいつでもありがたく頂いていることを、ここに改めて明記しておきたいと思います。

(TEXT)『短編』周辺

いろいろ起こっているようですが、時間が少ないので追いかけるだけで精一杯でした。今日はとりあえず、アカチバラチをご紹介するだけにします。あの神秘が今白日の下にさらされます!

それにしてもシコウ回路には掲示が出ていないようなのに、どうやって妄言王の執務室にてレポートできたんでしょうか。さすがは王様です。

2003年9月10日

(HK)突然

 明日、中国本土に日帰り出張することになりました。

 さて、今日は香港人の経営する日本料理屋(いわゆる日式)に行って夕食を食べてきました。こだわりなのかどうかわかりませんが、料理の名称に日本の地名が無造作についています。そういうわけで、私は『千葉うどん』、同僚は『六本木ラーメン』を頼みました。『千葉うどん』に至っては、解説によると、スープのベースは九州とんこつラーメンと共通とのことです。少し辛めの煮込みうどんでした。ホタテ、きくらげ、カニカマ、ゆで卵、エビなどが具です。
 勿論『千葉うどん』は当ページの独占情報です! (google調べ。六本木ラーメンはノイズが多くて分析できませんでした)
 どうも書き込むネタが決まってきたような気もしますが、こんな感じでべたべた綴りますので。ひとつ都市日報ねたもキープしているのですが、また今度にします。

2003年9月9日

(HK)美心快餐三度

 先日マキシムで歴史に残る勝利を挙げたことを同僚に伝えると、「晩のセットメニューもよい」というのでまた行きました。マキシムの話はそれだけで。

 これから書くのは昨日と似たような話です。
 実は先週の金曜に仕事上非常に大事な工具を共用スペースに置き去りにしてしまいました。それに気付いたのは休日出勤していた土曜で、あちこち探したのですが見つからなかったのです。置き去りにした場所ははっきりとわかっていたのですが、でももう無くなったものだと少しあきらめかけて土曜は帰りました。
 そして今日、月曜です。勇気を出して同僚に置き去りにしたことを告げました。難しかったのは「君を問いただしているわけではない」と意思表示するところです。結局、その同僚があちこちに電話をしてくれて、工具は私の元に戻ってきました。
 まとめですが、やっぱり、言うべきことは言わないとだめなんだと。言葉が喋れないとかいって躊躇していちゃいけないんだと。日本よりも海外はなおのことそういう傾向があると。どうやらそういうことのようです。

 その後私は、年下のその同僚に「自分の工具にはきちんと名前を書いておくように」と小学生のように言われ、ただただかしこまって頷いていたのでした。

2003年9月7日

(HK)美心快餐再び

 先日書いたのは美心快餐(マキシム・ファーストフード)なるチェーン店での出来事です。ファースト・フードということになっていますが、ハンバーガーなどのそれとは異なり、どちらかというと社食や学食に近い雰囲気です。店に入るとすぐに食券を買い、カウンターでトレイの上に食券を置いて待っていると、やがて自分の料理が置かれる、そういうシステムです。
 さて、今日も再びマキシムに乗り込みました。メニューは壁にかかっているのですが広東語は読めないので、その下に小さく書いてある英語のほうを読んで注文します。今日のお目当てはBBQ(バーベキュー) with rice、焼肉丼です。
 支払いを済ませてカウンターで待ちます。私のトレーにBBQが来ました。でもいくら待ってもご飯が来ませんでした。注文間違いだとしても、主食抜きはかなりこたえます。これはどうやら行動せねばならないようです!

  1. これで私のトレーは終わったのかと尋ねる。→(マキシム)そうだ。
  2. 私はBBQではなく、BBQ with riceを頼んだのだと伝える。→(マキシム)追加で$15払え。
  3. 私はきちんとwith riceの代金($30)を払ったと主張する。
  4. マキシムではレシートが食券で、今回のケースではそれが間違っていたようなので、かなり劣勢であることを認識する。
  5. レジに連れて行かれたが、自分を担当してくれた人は代わってしまっていた。
  6. 記憶を頼りに、私はおつりとしてコインを一切受け取っていない、だから$30払っているはずと主張。
  7. 結果的に$8の追加支払いになる。
  8. 店員と笑顔で妥結。

私とマキシムのどちらが正しかったかとか、$7の多寡とかはどうでもよく、主張を英語で通すことができたのでそれだけで満足でした。その結果、最高においしくBBQ with riceを頂けました。

2003年9月5日

(HK)悲劇

ポークカレーを頼んだことが悲劇の始まりであるとは、知る由もありませんでした。私が昼食として頼んだそれにはスプーンだけでなく、フォークとナイフも添えられていて、あれっと思っていると、カレーライスの上に豚の骨付きの一枚肉がどん、と載って出てきたのです。
私は三種の道具を使い分けながらカレーを食べ進めるという初めての体験をすることになったのですが、いやそれはなかなか混乱する作業で、またご飯の上に切断対象物が存在しているので難易度も高く、やがて私はナイフを力強く皿に当ててしまう決定的なミスを犯してしまいました。その瞬間皿から元気よくジャガイモが飛び出し、それは私のズボンのファスナーのところに行儀よく着地したのです。ベージュの中にべっとりと黄色が付着して、絶妙なコントラストになりました。
私はその出来事でかなり気分が落ち込んだんですけど、皿全部がひっくり返るほどの大惨事ではなかったので、加えて、なんとなく叫ぶタイミングを逸してしまったので、誰も私の悲劇に気付かなかったのです。急いでジャガイモを取り除き、落ち込んだ気分のまま再び皆との会話に復帰したのでした。

(HK)二番目の報告

日々是口実だとかえむの趣味的なだとか妄言王の執務室だとかで、オフ会なるものが北海道で開かれたということをご存知の方も、このページの読者におかれましては、多いと思います。時々ほのめかしているのですが、私は北海道で生まれました。その後あちこちに引っ越して今は香港にいるので、自分の人生の中では北海道にいたのが最長です。

前置きが長くなってしまったのは、

北海道の代表的お土産的お菓子であるところのチョコレート・クッキーのROYCE'が香港にも店を構えている、

ということを報告したかったからです。今なら話題にしてもわかってくれる人がいるかなと。Google 検索: ロイズ 香港 ハーバーシティで検索をかけたところ、一件しか見つからなかったので、「memo of parenthesis_a」は第二番目の栄誉に浴したいと勝手に希望します。
たいていの物が香港に売っている、と改めて認識した一発見でした。

あ、それから一昨日ローカルレストランで「今日のおすすめランチ」として『北海道〜〜』というメニューを目撃したので、$42と少しいつもの昼食よりも高かったのですけれども、きちんと挑戦したことを報告しておきます。結論を申しますと、どうやらホタテだけが北海道産(かなり疑わしいが)だったようです。身のしっかりとした大ぶりのもので、はるか遠くの噴火湾の味わいがしました、というのはこじつけです、すいません。

2003年9月3日

(HK)杜鵑は一晩で去り、

ホトトギスもとい正しくはオランダツツジ台風は迅速に香港を通過し、今朝は何事もなかったように出勤です。昨夜2時間ばかりはSignal9にまで進化していたそうです。私にとっては昨日急に午後休みになったりしたもので、リズムを崩して少し眠い一日でした。ところが香港人の同僚は、昨晩2時まで麻雀をしていたにもかかわらず、今朝8時からしっかり仕事をしています。昨日彼と昼食を一緒に食べていた時のことなのですが、その時点ではSignal8は発令されていませんでしたが、発令を見込んだ友達からの電話が携帯にしきりにかかっていました。その後12時間近く麻雀し続けたということです。そこまで遊びに執念を燃やすことができるのも、若さゆえでしょうか。認めたくはないのですが。

「Nice Body」を日本語でどのように表現するか、と尋ねられ、悩んだ挙句えいやっとひねり出したのが、「メリハリ」という言葉です。その手のモデルさんたちを取り囲んで「メリハリ」「メリハリ」と連呼している香港人たちをもし見かけましたら、ぜひとも私のことを問いただしてください。

2003年9月2日

(HK)Signal8

台風が来るらしく、以前に書いたSignal8が発令され会社は終わりになりました。家に帰る途中で買い物をしてきました。籠城体勢は完璧です。
この台風には名前がついています。日本だとニュースなどで台風〜号というところ、こちらでは具体名がついていて、今回は「杜鵑」と呼びます。
今調べてみたのですが、気象庁のページ(台風の大きさと強さ、番号と名前)にあるように、北西太平洋領域に発生する台風の呼名を各国で共通化しようという提案が通ったようです。でもその中に「杜鵑」はないので、日本の台風〜号という呼び方に相当する香港のローカルネームなのでしょう。
今朝、都市日報を読んで、台風の名前らしいということを察した「杜鵑」ですが、さっぱり何だかわからず、職場で香港人に聞いても「鳥だ」との答えしか返ってきませんでした。日本読みは「とけん」で、ホトトギスのことだそうです。強力な台風にしてはいまいちなネーミングです。だいたいホトトギスの鳴き声って何だっけ?

自己満足のためにさらに調べたところ、「杜鵑」はホトトギスと読んで、そのまま花の名前でもあるそうです。そして、それならば台風の新しい名前の中にありました。column IVのオランダツツジがそうです。つまり香港はきちんと国際ルールで名前をつけているのですが、今回の場合、漢字に変換すると二つの意味を持ってしまった、ということのようです。