2006年11月24日

(HK)帰ってきました。

 出張の際、東京駅の周りを夜、ぶらぶらと歩く機会がありました。周りの人はみな冬の装いをしていて、クリスマスの飾り付けがあちこちに目に付き、そういえばそんな季節なんだなあ、と感じさせられました。
 今週は雨降りの寒い日もありましたが、私が着いた日などは20度以上の気温で、こちらはまだまだ冬という感じではありません。

 香港に入る際、試してみたいことがありました。香港のイミグレが事務手続きの簡素化のために導入した自動審査機、その名も「e-道」です。センスのない名前ですが、小林亜星氏らによる「E電」が廃れたのとは違ってそれなりに普及しているようです。
 この「e-道」では、自動改札のような感じで香港のIDカードを読み込ませれば審査完了です。違うのはゲートを開けるのに指紋を認識させる必要があるところです。今までは香港の永久居民だけがそれを使えたのですが、制度が変わってこれからはIDカード保持者なら誰でも可になりました。
 しかし、勘違いをしていたようで、今回は残念ながらエラーになってしまいました。結局、有人の窓口に行き、そこでシールを貼ってもらったので、次からは使えるはずです。

 キャセイに載っていて、食後にアイスが出るというので楽しみにしていたところ、棒アイスが出てくるのでびっくりしました。チョコレートでコーティングされているやつです。
 仕事で香港に向かうという雰囲気のスーツの男の人も、横の席で袋を破ってそれにかじりついています。それはこっけいな光景でした。やがて私も手渡されました。
 せっかくだから食べますが、でも急がないと溶けてべどべどになる恐れがあります。というわけで大きな口を開けて思いきりかんだのですが……なんという硬さ! 溶けないようにという心遣いか、ものすごく冷えていたのでした。
 あげく、表面のチョコレートがぱらぱらと散って服につき、自分の行為のせいとはいえ、何だか悲しい気分になりました。アイス自体はおいしかったのですけど。

2006年11月16日

(JAPAN)久しぶりの日本出張です。

 今回は香港から10人、日本にやってきました。 そのうち日本人は私を含め2人です。大きなミーティングがこの日本の地方都市で開催されたのです。
 今日で予定通りすべてのセッションが終わりました。話し合いは明日も残っているのですが、全体会議が完了したので今晩は開放感にあふれた気分です。自分の発表もなんとか済みました。今は安いビジネスホテルに戻って、それでもそこはインターネットは自由に使えるので、飲み会後のほろ酔いの頭でこうやって文章を書いています。コンビニで買った『たっぷりホイップクリームプリン』137円がむちゃくちゃおいしいです。

 8人の香港人と年が近いのは私のほうなので、今回の出張では通訳の役目が多いです。でもいやな気はしません。今日の飲み会の後、みんなでコンビニに行きました。20分近くわあわあ騒ぎながらアイスだのお菓子だの買いました。行動は例えるなら高校生のような感じでしたが、平均年齢だと優に30を超えているような団体なので、ものすごく異様な光景だったと思います。彼らが広東語でべらべらしゃべっている時には、それを眺めているだけしかできませんでした。でも、いつも一緒に働いている人たちが本当に楽しそうにしているのを見ていると、本当にこちらまで楽しくなってきました。
 他の国との付き合いとか考えると何だか難しそうですが、私個人的にはこれでいいんだと思いました。明日一日だけこちらで仕事をして、また香港に戻って、いつもどおりに働きます。

2006年11月6日

(HK)死亡筆記

 死亡筆記は『デスノート』のことです。何でも映画の前編が大変好評だったらしく、そのおかげで後編は香港でも今月同時公開となりました。私はというと、先週ちょうどマンガのほうを全部読み終えたところです。『デスノート』、恐るべし。引き込まれる内容と活字の多さで、かなりの睡眠時間を奪われました。

 で、気づいたことですが、まあ、いつものようにどうでもいいことなんですが、第二部でニアが出てきてSPKなる組織が作られますよね。あの本部の建物のモデルは香港上海銀行(HSBC)本店だと思うのです。とっても似ています。

http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient-ff&ie=UTF-8&rls=GGGL,GGGL:2006-26,GGGL:en&q=%E9%A6%99%E6%B8%AF%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E9%8A%80%E8%A1%8C&oe=UTF-8&sa=N&tab=wi

 だとすると、ニアが脱出のときにああいう行動をするのも納得だなあ、と。いやいや、ただ建物がモデルになっただけでストーリーには何の関係もないのですが。でも、この前近くを通りかかった時には、なんとなく見上げてしまったのです。

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