2003年8月30日

(HK)前回の日記を早速後悔。

自分の内側のことは書くもんじゃないですね。それから、「〜のですが」が多すぎ。

いつものように驚いたことをメモしておきます。

  1. ロシア料理屋に行って、「サーモンなんたら」を頼みました。クリームソースにマッシュルームが浮いていて、まわりにイクラがトッピングされている代物が出てきました。メニューを読み直してみると、「サーモン・キャビア」と書いてあって。イクラは断じてキャビアではないはずですが、考えてみると「人々がどれくらいその事物に親しんでいるか」が反映されただけなのかも。日本人が雄牛と雌牛で同じ「牛」という単語を使うのは、あまり区別などしていないからだろうし、青森には雪を表現する言葉がたくさんあるともいうし。
  2. そのロシア料理屋に、新聞紙で折った兜をかぶった陽気な欧米人の一団が二次会としてなだれ込んできました。国際交流は確実に進んでいるのでしょう、きっと。
  3. DVD屋に『猫の報恩』とでかでかと書かれた日本のアニメ物が置いてありました。『報恩』という言葉が強烈で、ふと脈絡もなく『大政翼賛会』など思い出したりして。ポイントはもう一つ。『の』であって、『之』じゃないところ。こっちの人は『の』を理解しています。『優の良品』と名付けられたチェーン店もあります。
  4. 今日は初めて床屋に挑戦しました。洗髪とカットだけです。ジェルをべたべたつけられました。店の表に書いてあった価格と支払った価格が違ったので、ぼられたのかとか、外人割り増しかとか、ちょっといやな気持ちになりましたが、それでも$51と日本円で800円程度だったので、きっとこんなものなのだろうと納得しました。こういうときに広東語の必要性を感じます。

2003年8月28日

(TEXT)口寂しくて、と同じように

この記事は本日の二つめなので、よろしければ前のもどうぞ。
香港に来て一ヶ月ぐらいが経って、朝も早く、結構忙しいのですが、自分のBlogを更新してもなんか物足りなくて、あちこちwebを巡りました。うまく説明できないのですが、疲れているからこそ、急に頭をOFFにできずになんかぼーっと眺めているという感じです。
巡るといっても、前にも書いた北村さんのはてなアンテナ - 徒読を勝手に使って、更新しているところを見て回るだけなのですが。

川島さんのりばーらんどもよく行くところなのですが、最近ライナーノーツというのが公開されました。自作について作者が思うところを書くというやつです。
私も前に作っていたページではよくそういうのを書いていました。しかし私の場合、当時ですら後から読み返すと恥ずかしい類のものだったので、しばらくネットから離れてからというもの、ページの存在そのものをなるべく思い出さないように努めていました。そのページは閉鎖もせず放置の状態のはずでした。
「ライナーノーツ」は川島さんがどのように考え書き続けてきたかという軌跡に他ならないと、私は思うのですが、というかそう思ったゆえに、自分の昔がどうも気になってきて仕方がなく、そんな訳で急に思い立って古のページを訪ねてみることにしました。すると何と跡形もなく削除されていました。geocitiesだったので別の人が入居しており、そのページに掲げられた無邪気なあいさつに、ちょっとショックを受けました。
結果的にはInternet Archiveで見ることができたんですけど。

未だによくわかっていないのですが、やっぱり、自分は書くことで高揚感を得る人間のようです。最近は一応気をつけて、1000字小説でも日記でも、後から読み直しても恥ずかしくならないように、つまりは一時の高揚感を悔いることのないように、しているつもりなのですが。

(HK)昨日の続き

私が電話で話したところによると、昨日「魔娘」について日本ではニュースになっていないとか。二人とも「魔娘」にそんなに詳しいわけではないし、調べようとも思わないのですが、「とりあえずスペースがあいていたので、Newじゃないけど埋めとくか」っていう程度のNewsだったのでしょうか。

セクハラに続いて、アルハラ(アルコールハラスメント)もきっと市民権を得ていると思いますが、私の周りでは最近辛いものハラスメントがあるような気がするので報告します。スパハラ(スパイシーフードハラスメント)とでも呼べるでしょう。
「辛いものがだめなんです」という人がいるにも関わらず、辛いものばかり注文し続け、結果その人は全く手をつけることができず、でも支払いは割り勘で、という恐ろしいいじめです。辛さも限度を超えると痛みになるなあと、私は最近気付き始めました。

2003年8月27日

(HK)8月26日の都市日報

8月12日にも書いたのですが、今日も香港のフリーペーパーから。日本関係の記事としては1)釣魚だか魚釣だか(これも上の記事の「芋煮」、「煮芋」と同じで確か逆になるはずです)島に行った日本人がいるとか、2)萬景峰號が来たので抗議しただとか、がありましたが、やはり芸能の、3)「魔娘之父」津九自従宣布将Morning娘一行15人分X成「乙女組」及「桜花組」8個月後 にしびれました。魔娘と略すのは今日はじめて知りました。津九もなかなかどうでしょう、という感じで。

2003年8月25日

(HK)台風が近くを過ぎていったらしい

香港は台風が直撃すると都市機能がマヒするので、というのは香港だけでなくどこでもそうだと思うのですが、台風の接近には敏感で、台風シグナルというのがあります。
学生のためのANA旅行情報サイト:SKY CAMPUS 海外特派員レポート 香港(このページはgoogleのキャッシュにしか存在していないようです)
シグナルは1、3、8、9、10があるそうで、昨日は3まで発令されていました。これが8以上だと学校だとか会社だとかが休みになります。昨日の場合、8以上になったところで日曜なのであまりうれしくなく、みんな来襲を期待しなかったようですが。

2003年8月23日

(HK)買一送一

毎日パンをセブンイレブンで次の日の朝食のために買っているのですが、実は50%OFFで購入していたという事実に最近気付きました。

Point!

  1. 支払いはいつもオクトパスカード(JR東日本のSuicaみたいな非接触の公共交通カード)でしているので、金額に無頓着。
  2. レシートはくれない、もしくはもらっていない。
  3. 私は毎回二個ずつ買っていた。
  4. 午後三時以降は「買一送一」、と棚に書いてあった。


すいません、わざわざわかりにくく書いてますね。
結果的には、「買一送一」、一個の値段で二個買えますよ、というお得商品を無意識のうちに買っていたわけで。

(TEXT)ただいま帰着いたしました。

本日は飲みがあることが予想されたので、あらかじめ出陣前に短編に投稿しておきました! 多分大丈夫だと思われます! やっぱり、多くの人の目に触れるところに置いておきたいですよね。

2003年8月19日

(HK)日本企業的であること

私の祖父は北海道の北の島に住んでいて、去年亡くなったのですが、ずっと津軽弁を話していました。自分は青森の人間ではないのでどれくらい正しい津軽弁だったのかはわかりませんが、「北海道の言葉は標準語に近い」という定説を覆すのには十分な程度だったと思います。その島には津軽の出身の人が多く住んでいるという歴史的背景に加え、島という地理的要因もあって今でもそういう言葉で話しているのではないかと素人ながらに推察します。

さて、いきなり話は飛ぶのですが、日本企業もやっぱり変わりつつあるはずで、最近では会社の上司と飲みに行く回数などきっと減っていることでしょう。ところが香港は未だ古き日本企業文化がしっかり根を張っています。北の島の津軽弁と一緒で、離れているからこそその文化が保たれているのではないでしょうか。加えて今では携帯というツールもあり、金曜の夜ともなるといつどこからでも飲みのお誘いコールがかかってきます。こちらでは公共交通の中でも平気で携帯を使いますから。

2003年8月18日

8月3日の1000字日記……作者(あ)(2003.08.18; 1000文字)


 正直香港という街自体に興味があったわけではなかった。土曜に買い物客
がごった返す中を目的もなくさまよったら、もう街歩きは十分という気分に
なった。女の人ならブランドショップなど見て回るのだろうが。それで日曜
はフェリーに乗ることにしたのだ。先週自分はずっと半島側にいたので、い
ざ初めて香港島に行かむ、それならやっぱりMTRじゃなくて船だよね、と
一人で変に格好付けてみたり。
 屋根はあるけど窓はなく、加えて木製の椅子が何となくテーマパークっぽ
い、そんな船に乗り込む。日差しが遮られているだけでなく、実際水辺の気
温は低いのだろう、先程のうだる暑さはなく快適だ。ゆっくりと船が進み始
める。窓の向こうは香港島で、様々な意匠のビルが密集している。中でも目
立つものには大抵巨大な広告が取り付けられている。日本企業のものにどう
しても目が行く。日本人がんばってるなあと、異国の地で少し感慨深く。
 あっという間に中環につく。ちょっと物足りない。もっと海から街を眺め
たい。そこで別の埠頭へと向かう。香港島に着いた時点で予定は全て消化済
みだった。後は未定だ。7号、6号、5号と見て回るが目的地がピンとこな
い。調べたかったけど、ズボンのポケットに財布とパスポートを突っ込んだ
だけの手ぶらで来てしまっていたのでそれは叶わず。4号埠頭に来た。ラマ
島行きと書いてある。ああ確か、ビーチがあって車が走っていない、そんな
小さな島だったはず。試験の山が当たった気分だ。時刻表を手に取る。見る
と思ったより本数があった。改札が騒がしい。そろそろ船が出るようだ。そ
れなら決断は急がねばならない、ここは乗らねばならない!
 結局ビーチに来たのだが、水着など持っていないしそもそも一人なので、
日陰で座ってぼんやり海を見るしかすることはなかった。ここもそんなに暑
くなく、そして負け惜しみでも強がりでもなく、贅沢な時間を過ごした。と
りとめなく考えた。思えば遠くに来たもんだ、というようなありがちなこと
を。
 島では欧米人を多く見た。英語をろくに使えないからひがみも入る。でも
何とか食堂で海鮮炒飯を注文した。出てきたそれは予想以上に質素かつ大量
だったけど、とてもおいしかった。結局ビールも頼んだし10%のサービス
料までも加わって結構な値段になった。香港では往々にしてこういうことが
起こりうるが、香港全体がテーマパークだと思えば納得できる範囲内なのか
もしれない。

2003年8月15日

(HK)こちらではIDカードは

常時携帯が義務です。晴れて先日その控えを受け取りました。一ヶ月ほどするとICが載ったカードが出来てきます。

尖沙咀の客引きはいつも日本語で「お兄さん、ニセモノ時計」と話しかけてきます。
1) ニセモノ時計を買わないか?
2) お前の時計はニセモノだから、本物を買え!
多分1)でしょう、きっと。でもそんな言葉が勧誘として成立するのかは謎です。

2003年8月13日

(HK)今日の都市日報より

Metro(都市日報)というのがあって、これは毎朝MTRの駅などにおいてあるフリーペーパーなのですが、乗車時間をつぶすのにもってこいなのでいつも眺めています。中国語ってなんとなく眺めれば意味がわかるときがあります。というわけで二つ記事を紹介します。一部は適当に日本の漢字に直しています。わからない文字はXで。

日本規模最大的「煮芋会」(P24)
日本規模最大的「煮芋会」節毎年初秋在本州東北部的山形県山形市X行。毎逢初秋、当地便XX此項娯楽慶祝活動、俗称「煮芋会」。
山形の芋煮会の記事です。パワーショベルで鍋をかき混ぜている写真が添えられています。「煮芋」と順序が逆なところがポイント。

総動員(P32)
日本偶像組合「Morning娘」総動員為防衛庁拍摂広告、宣伝自衛隊成員招募。
ポスターですか、これは。そんなことをしてるんですね。

上のリンクをたどればダウンロード(pdf)もできるようなので、興味がある方はどうぞ。

2003年8月12日

(HK)今日は沖縄料理で、

やっぱり飲んでいました。今のところ気分がまだハイの状態なので、とりあえず飲んだ後もこうしてBlogなど更新できています。ただいま香港時間11時、明日も8時から仕事です。
思うのは、こちらは値段のレンジが広いということです。安いところで昼ごはんを食べると$30未満(450円以下)で済みますが、飲み会の一次会で$500(7500円)払っても別に誰も驚いていない様子です。おかげでさっぱりお金の計画がたちません。明日の朝は$4.50(67.5円)のセブンイレブンで買ってきたヤマザキのパンを二個食べて出勤する予定です。

2003年8月10日

(HK)私にはお盆休みがなく

香港人に教わったサイコロ遊びの説明のページが、Googleで検索かけても出てこなかったので自分で書きます。
二人からできます。四人ぐらいが面白いと思います。飲み会の席で行われ、負けた人が飲みます。

  1. サイコロ(人数×5個)と、サイコロを隠すコップ状の入れ物(人数分)を用意します。
  2. コップの中に各自サイコロを5個ずついれ、じゃらじゃらやります。
  3. 他人に見られないようにこっそりコップをあけ、自分の目を確認します。1はオールマイティです。
  4. 順番にコールします。例えば「5 of 4」などと。意味は、プレイしている全員のサイコロの中に4が5個以上あると宣言しています。
  5. 当然、自分のサイコロの目しか知らないわけです。もし手持ちに4が2個しかない状態で「5 of 4」とコールすれば、「残りの人で計3個以上もっている」と予測していることになります。
  6. 1はオールマイティでした。ですから上の例を正確に言うと、手持ちに4が2個かつ1が1個もない状態で「5 of 4」とコールすれば、「残りの人の4の個数と1の個数を合計して計3個以上になる」と宣言していることになります。
  7. 次の順番の人は、前の宣言を吟味します。そして、(a)それより数の大きい宣言をするか、(b)前の宣言が偽であると訴え出るかしなければなりません。
  8. 5 of 4」で(a)をする場合、許されるのは「5 of 5以上」か「6 以上of X」(Xは任意)です。「5 of 3以下」や「4以下 of X」はだめです。宣言すると次の人にさらに順番が移ります。だれかが(b)をしない限りどんどん数は大きくなり、確率事象として起こりにくくなります。
  9. (b)の場合、ゲームはそこで終わりです。全員のコップをあけ、前の人の宣言を確認します。宣言がもし真であれば、異を唱えた人が敗者です。宣言が偽であれば、誤った宣言をしてしまった人が敗者です。敗者に潔く飲んでもらいます。
  10. ポイントはいかにはったりを通すかです。例えば手持ちに4も1も1個もなくても「7 of 4」とコールしてかまわないわけです。それでだれかが調子にのって「8 of 4」と言ってきたら、偽である可能性は高いでしょう。

どうですか、面白そうですか。面白くなさそうなら、書いた私の説明が悪いということで。

2003年8月9日

(HK)尖沙咀(チムサーチョイ)を辞書登録

ついに日本語で書けるようになりました。

昨日は、というか昨日も日本人スタッフの飲みでした。ほとんど毎日飲んでいます。そのくせ次の日はきちんと8時から仕事を始めるのがすごいところです。
さて昨日ですが、2次会に朝の3時近くまでいました。女の人が横に座って水割りを作ってくれるような店です。で、日式でした。日式というのは日本式ということで、こちらではある種のステータスだったりもします。結構香港人は日本好きなので。
それで、女の人たちは日本人ではないのですが片言の日本語をしゃべるのです。でも日本語のカラオケを歌わせるととても上手なのでした。テレビに映っていた歌詞は日本語なのですけれども。

2003年8月8日

(HK)My colleague wants to learn Japanese.

So I told him how we say hello to others. At first I taught "O ha yo go za i ma su" and "Sa yo u na ra", But the first one is too long to memorize, I changed it to "O ha yo". And I guess the second one isn't more suitable in office, I taught "O tsu ka re" (shorter than "O tsu ka re sa ma de shi ta". I asked him that he must not say this word to any boss and friend.

Anyway, they like Japan. I have to do everything as the good Japanese do. And My English is still poor.

2003年8月3日

(TEXT)I've already read.

This made me think many things. I guess I had something I wanted to send to others when I started to write a short story. So, I think it's important for the story to let itself understood. (sorry for my poor English...)

I'm starting to write about this story.
I like it very much, but I can't imagine about the story better than the author.
Many name of things and people make me confused. But I understand their feelings. I guess the author didn't have to write about detail.

Sorry, Yaro-san. I will explain in Japanese later. I will!

2003年8月1日

(HK)I went to YOSHINOYA and an Indian restaurant today.

I ate chicken in YOSHINOYA for lunch.

Because most people have an English name in addition to an Chinese name in Hong Kong, My boss wanted to give me an English one.
Fortunately, I've already had the simple one that Chinese could pronounce easily, so I didn't have to imagine a new one.