2006年1月8日

(HK)年始に


「おや、リサ、こんなところで掃除機に座って。何かにお困りかい?」
「ねえ、マイク、ほらあそこ……キャビネットの下にほこりがたくさんたまっているのが見えるでしょう。全部吸い取ってしまいたいのだけど、このノズルが太すぎて入らないのよ」



 1月1日に掃除機を買い換えたところ、上のような局面で役立つであろう機能を見つけました。



「リサ、こんな時にこそ、この掃除機『スーパーC』(仮称)の力が発揮されるんだ。まあ、見てごらん……(1)ホースをボディの前面から外して、(2)後部のこの穴につなぎ替える……たったこの2ステップでOKさ。さあリサ、スイッチを入れてごらん」
「マイク、あまりにも早くてよく分からなかったわ。ええと、スイッチを入れるのね……何が起こるのかしら。え、あ、すごい! ノズルから風が吹き出しているわ! マイク、これって掃除機じゃなかったの?」
「リサ、この機能が普通の掃除機と『スーパーC』の違いなんだ。ノズルをキャビネットの下に近づけてみて」
「こうかしら。あっ、風がたまったごみを外へと吹き飛ばしている!」
「もうノズルを狭い隙間に差し込む必要はないんだ……『スーパーC』があれば、ね」
「そうね、マイク。あとは外に出てきたごみを片付けるだけね。まあ、何て簡単なのかしら!」


 以上、マニュアルに沿ってTV通販っぽく台詞回しを考えてみたのですが。
 でも、ええっと、掃除機から風が出てくる……それって排気ですよね……何となく嫌じゃないですか? それから、狭い隙間のごみを吹き飛ばしてしまったら二度手間になるような気がするのですけれども。本当に実際に使われるんでしょうか、その機能。


 こんな感じで書き綴っていきます。今年もよろしくお願いします。