2003年8月28日

(TEXT)口寂しくて、と同じように

この記事は本日の二つめなので、よろしければ前のもどうぞ。
香港に来て一ヶ月ぐらいが経って、朝も早く、結構忙しいのですが、自分のBlogを更新してもなんか物足りなくて、あちこちwebを巡りました。うまく説明できないのですが、疲れているからこそ、急に頭をOFFにできずになんかぼーっと眺めているという感じです。
巡るといっても、前にも書いた北村さんのはてなアンテナ - 徒読を勝手に使って、更新しているところを見て回るだけなのですが。

川島さんのりばーらんどもよく行くところなのですが、最近ライナーノーツというのが公開されました。自作について作者が思うところを書くというやつです。
私も前に作っていたページではよくそういうのを書いていました。しかし私の場合、当時ですら後から読み返すと恥ずかしい類のものだったので、しばらくネットから離れてからというもの、ページの存在そのものをなるべく思い出さないように努めていました。そのページは閉鎖もせず放置の状態のはずでした。
「ライナーノーツ」は川島さんがどのように考え書き続けてきたかという軌跡に他ならないと、私は思うのですが、というかそう思ったゆえに、自分の昔がどうも気になってきて仕方がなく、そんな訳で急に思い立って古のページを訪ねてみることにしました。すると何と跡形もなく削除されていました。geocitiesだったので別の人が入居しており、そのページに掲げられた無邪気なあいさつに、ちょっとショックを受けました。
結果的にはInternet Archiveで見ることができたんですけど。

未だによくわかっていないのですが、やっぱり、自分は書くことで高揚感を得る人間のようです。最近は一応気をつけて、1000字小説でも日記でも、後から読み直しても恥ずかしくならないように、つまりは一時の高揚感を悔いることのないように、しているつもりなのですが。

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