2003年9月19日

(HK)お客様のこと

 「SARSもおさまったことだし、ちょっと行ってみようか」というノリなのかどうなのかよくわかりませんが、最近お客様が多いです。私は日本系の会社に勤めているので、日本人のお客様が大部分です。お客様は「ゲスト」と書かれた名札をつけていますが、われわれ香港のスタッフのほうは名札などつけておらず、上着としてそろいの作業服こそ着ているものの、下はめいめいの私服です。ですからお客様から見ると、日本人なのか香港人なのか、実際に話をしているところを目撃しない限り区別できないはずです。

 私がふらりと廊下に出ていたところ、「ゲスト」なる名札をつけた人から英語で話しかけられました。隣の部署に来ている日本からのお客様のようだったので、私はつい親切心で日本語で「日本語で構いませんよ」と言ってしまったのです。結果、お客様はきょとんとされていました。顔は東洋系でしたが、日本人ではなかったのです。慌てて英語で応対しました。

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