2004年12月18日

(HK)仙跡岩に行く

 私は昼も夜もわりと決まった店で食べています。それで不満を持ったりしないタイプの人間なのですが、時折、違う店も開拓しないといけないなあ、という自己変革の気持ちが強くなります。で、初めて仙跡岩に行ってきました。
 仙跡岩は足跡のマークでおなじみの、チェーン展開している甘味処です。検索でも随分引っかかるようです。通勤の途中にも店はあり存在は認識していたのですが今まで入ったことはありませんでした。「あの店には軽食もあるんだよ」と誰かが語っていたのを今夜はふと思い出し、挑戦してみたのです。

 席に座りメニューを見て、米粉の炒麺をオーダーしました。
 すると、お店の人に、
「それだけか?」
 と、念を押されるのです。とりあえず頷きます。でも周りを見渡してみると食事をしている人など皆無で、甘い飲み物を飲みながら語り合う男女が目立ちます。ちょっと気まずくなってきました。
 案の定、なかなか食べ物は来ません。やがて私は、どういう表現ならばこの状況を理解してもらえるだろうか、と思考に沈み、結果、「男一人でミスドに行き、ドーナツを注文せずに飲茶の麺だけを食べている状況」なる比喩を思いつきました。ええ、夜9時にまさしくそういう状態でした……。

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 店の兄ちゃんがコンポみたいなものを操作すると、なんだか聞き覚えのない日本語の男の人の歌が流れ出しました。やがて『はーぶらしー』と聞こえてきたので桜庭さんだと分かったのですが、歌手名以外の諸々の疑問は解消せず。そして桜庭さんの次には香港の誇るアイドルTwinsが歌いだしたので、疑問は増える一方でした。

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