タイトルと本文は全く関係ないです。
マクドナルドの卓上カレンダーを職場で使っています。それには、女の人の手帳などにありがちなシールがおまけでついてきました。あらかじめ大事な日付に貼っておけば、うっかり忘れてしまうことがありませんよ……という温かい心遣いです、多分。例えば、給料日のシールの場合、数えてみると12枚ちょうど入っていました。そのような大事な日付だったら頭の中に完璧に入っているので、わざわざ貼るまでもないような気がしますが。
加えて、容易に想像がつく、誕生日シールなるものもきちんと入っていました。まず、父親誕生日シール、母親誕生日シール、__(空欄になっていました)誕生日シールが2枚、そして愛人誕生日シール。
えっ、『愛人』って……。よく見ると英語も漢字の下に付記してあり、いわく、"lovers birthday"と。別にびっくりするほどのことではありませんでした。それでも確認のために身近な香港の人に聞いてみると、
「うーん、普通話の単語かなあ」
とのことでした。広東語では別の言葉があるそうです。
きっと、中国語学習者にとっては『愛人』という単語は驚きでもなんでもないのでしょう。
でも折角なので、ここで異文化交流をしてみることにしました。たまたま私が質問をしたのは女性だったのですが、彼女に日本語的『愛人』の意味を説明してみたのです。
「『愛人』というのは特別な関係で、結婚している人が結婚相手以外の人と付き合っていることを指す」
そんな感じで伝えたかったのですが、うっかり"sometimes"という単語を使ってしまったのです。すると……、
「中には、結婚相手以外の人と付き合うような人もいるだろう」
と言いたかったのに、
「結婚相手以外の人と付き合うことも、時々あるだろう」
となってしまいました。
すいません、日本人夫婦というものをおとしめてしまいました……。
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