香港の外食について書かれたページを見ると、私たちの木曜日のレストランは餐庁もしくは茶餐庁なるカテゴリーに分類されています。ぱっと見て普通の洋食屋ぽいところです。私たちは相変わらずここでもランチメニューを頼んでいます。
このカテゴリーの特徴はまあ色々あるのでしょうが、個人的には飲み物がその最たるものだと思っています。食後に必ずといっていいほどコーヒーか紅茶がついてくるのですけれども、そこで実際に出されるのは日本とはちょっと違う飲み物です。例えばコーヒー。アイスかホットかは選べますが、持ってくるのは既にミルクと砂糖が入った状態のものです。ブラックなどは選べないと覚悟しておいたほうがいいです。紅茶の場合ちょっとだけ選択肢が広く、アイスかホットに加え、レモンかミルクかも選択可です。でもやっぱりストレートは無理でしょう、きっと。
そんなコーヒーや紅茶はいやだ、という皆様、ご安心ください。とっておきのスペシャルな飲み物が別途用意されています。こちらの飲み物、メニューに書かれていないことも多いのですが、たいていのところでは提供してくれます。その飲み物こそ鴛鴦[いんよん]なのです!
と張り切って書いてはみたものの、種明かしをすると、ただのコーヒーと紅茶をブレンドした飲み物です。香港名物らしいです。付け加えますとこれにもしっかりミルクと砂糖は入っていますので。
外国人がこの鴛鴦をたどたどしい広東語で頼むとお店の人はたいていびっくりしますので、それ目当てだけでも結構面白いのではないかと思います。鴛鴦の前に凍[どん]=アイス もしくは、熱[い]=ホット をつけてオーダーしてみてください。
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あえて言うなら、今日のこの内容は明日のための準備です。この話、まだ続きますので! あしたはもう少し(あ)っぽくなる予定です。
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本日(金曜日)は久しぶりの香港の休日です! とはいえ、日本の秋の祝日の多さには到底かなわないのですが……。
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