郵便受けを覗くと、緑色の封筒が入っていました。もうなじみになった香港税務局からのお知らせです。決してうれしいものではないですが、放っておくわけにもいかないのでしぶしぶ封を開けました。
税務局からは今年何度も便りを受け取りました。初めは所得の申告用紙、それから催促、訂正、最後に請求書が来ました。当初の納税額は配偶者と子女の控除が抜け落ちていて、あまりの高さにびっくりしました。文句を言ったらきちんと算出され、結局五分の一の金額になりました。ちょうど一ヶ月前ぐらい前のことです。その納期は確か来月上旬までなので、しばらくは払わずにいても大丈夫だろうと現在高をくくっています。
その税務局様がこの私に今更何の用ですか、とふてぶてしく今日の文面を追いかけると、またしても所得の申告用紙でした。間違いではなくて、今度は去年の4月から今年の3月までの分を納めろよ、と。そういえばようやく手続きを済ませた上のは、一昨年の4月からの分でした。
ずるずるとしていた私が悪いだけなのです。今日受け取ったのもしっかり払わなければなりません、義務ですから。でも……あえて言わせてもらうならば……中国語の用紙を送りつけるのはやめてもらえませんか……いえ、あの、一昨年の分はきちんと英語だったのに、なぜ今回の分は中国語に戻ったのか、と問いたいのです。
役所というものは、全く謎が多いです。
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