2005年4月7日

(HK)出張決定

 エンジニアをやっていてよかったなと思うことの一つに、服装にお金がかからない、というのがあります。結局作業服に着替えるので、会社の行き帰りは好きな格好――適当なジーンズとシャツで十分です。結果的に可処分所得が増大します。

 一応社会人ですから、スーツも持っています。けれども、それを着ることなんて滅多にないので、その少ない機会にはコスプレ気分になります。いや、ええと、コスプレなんてしたことがないんですけど、そういう趣味の人たちが味わう感覚が分かったような気になります。ちょっと妄想できます。
(あ) (最新のケータイを用いて)「課長、例のプロジェクト、取引先からGOが出ました!!」
課長  「よくやった。山中君、至急課のみんなを集めてくれ」
山中  「……すごいわ、(あ)さん」
 ここで山中君は美人秘書です。
 (『美人秘書』っていう単語、いざ使ってみるとずいぶん陳腐なことに気付かされました)

 そんな私が、東京――それも都庁の近く――に出張で行くことになってしまいました。元来田舎者なので、あのあたりは初めての訪問になります。コスプレ気分も最高潮に高まります。

 まあ、私なんかはスーツを着慣れていないので、実際のところ周りから『やり手ビジネスマン』のように見られることなんてありえないでしょう――せいぜい就職活動中の老け顔の大学生と受け取られるのが相当だろうと。

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