2006年7月9日

(HK)決勝戦の前ですが、ワールドカップの思い出を書いておきます。

 先週のいつだったか、深夜にやっている無名な映画をぼーっと見ていたら、外からウァーともギャーとも解釈できる叫び声が聞こえてきました。それも一ヶ所からではありませんでした。それで思い出したのです。急いでチャンネルを変えるとまさにイングランド対ポルトガルがPK戦になっていました。

 私はイングランドにもポルトガルにも肩入れせずに全くの第三者で見ていたつもりでしたが、それでも心拍数は上がったような感じで、平静ではいられませんでした。さすがに声は上げませんでしたが。
 ご近所さんは一回蹴るたびにもっと反応していました……ここは香港だからイングランドびいきが多いのかもしれません。いや、実は本物のイギリス人が住んでいるのかも……ともかくすごい熱の入りようでした。

 結局、最後にイングランドの負けが決まってしまいました。落胆の声が聞こえてきました。が、聞いているとどうもそれだけではなく歓喜の声もあります。ポルトガル関係者がいるのでしょうか。
 後で考えてみると、香港に海を挟んで隣接するマカオはポルトガル植民地だったので、旧宗主国対決だったんですね。特別な思い入れを持った人がいたのかもしれません。


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 スーパーで見かけたワールドカップ関連商品について記録しておくことにします。

 私はレジに並んでいました。日本のスーパーと同じように、レジの周りには電池だとかお菓子だとかが配置されています。買い忘れることのないように、というよりも商品をあからさまに見せ付けることで、需要を喚起していると思われます。香港の場合、その場所に風邪薬だとかゴム製品だとかが加わります。薬局の規制がないから風邪薬も売れるんですね。

 長い導入でしたが、ゴム製品なんです、その関連商品というのは! イングランド・サポーターとかブラジル・サポーターとかいう名称の、国旗がアレンジされた箱になっていて、でもゴム。装着すれば君もサポーターですか、誰かに見せるのですか、それともやっぱり自己満足ですか。そして君はそれを使い捨てにするというのですか! いやそれ以前に商品自体に普通のものと比べてどういう違いがあるのか、きちんと説明してもらいたいです。ええ私は買いませんでしたから。

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