2004年2月18日

(HK)Too friendly

 「英語が苦手」って書いた昨日のblogにスペルミスがあるなんて、もう最低です。それもあんな簡単な単語を。こっそり直しておきました。あえて言い訳するなら、
(1)英語と日本語と混在している環境は間違えやすい。
(2)その単語は口には出すが綴らない。
 なんか恥を上塗りしているような気もしますが。

 今勤めている会社にはちらちらと日本人がいるので、香港の人も日本の習慣を分かってくれています。前にもこのページに書いたことがあるのですが、例えば日本人宛のeメールなんかだと、書き出しを「Hi (名字) san,」としてくれます。名前に「さん」をつけて呼び合うと知っているのです。
 ここ数日、私の同僚は備品を買おうといろいろネットで検索しています。昨日、結構よさそうなものが日本の会社で見つかったらしく、早速pdfをダウンロードして本格的に検討していました。でも日本語のpdfなので、文字化けしてしまっておりなかなか難航しているようでした。
 その件が気になっていたので、今朝一番で彼に状況を聞いてみました。彼が言うには、日本の会社にメールで質問したところ、丁寧な返事が返ってきて疑問点が解決したそうです。私の出る幕はなかったようでした。
 それでも私は、どんなやり取りだったのか興味があったので彼のメールを見せてもらいました。当然英語で書いて、日本からも英語で返事をもらっていました。で、読み始めると些細なことがおかしくてたまらなくなりました。
 というのも、彼は日本人がいる特殊な環境で仕事をしていて、日本人のことを知っているものだから、その問い合わせのメールにも「san」を使ってしまっていたのです。それだけだったら、まあ何てことはなかったのかもしれませんが、彼はウェブに載っていた名前のどちらがfamily nameで、どちらがgiven nameだかわからなかったのです。
 結局、日本語に訳すと「親愛なる優子さん、」となる書き出し「Dear Yuko-san,」を使っていたのでした。こんなふうに書いたら、意識して女の人を下の名前で呼んでいることになるんじゃないかと……。でも途中から変えるのもなんなので、今後も文通っぽいこの記述で貫いてもらうことにしました。

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