2005年2月15日

(HK)初出勤日は情人節

 一週間休みを取って、今日が初めての出勤日でした。始業からずっと、私はたまったメールの処理に没頭していました。一時間ぐらい過ぎたころでしょうか、ふと周りを見渡すと、同僚たちがそわそわしているのです。

 一人が席を立ちます。つられて別の一人も立ちます。立った人々はやがて列をなし、龍のごとく、ジェンカのごとく、下流域の川のように蛇行して机をかわしつつ、既婚者もしくはマネージャークラスの人間へと襲いかかるのです。

 とまあ、大げさに書きましたが、「お年玉(利是)をもらいに行きたいけれども、一人だとちょっと……」という心理が、彼らを群衆化させるのです。私のところにも一列に同僚たちが並んだので、正月的あいさつをしつつ利是を手渡しました。

 ところで、今日は情人節(バレンタインデー)です。都市日報の小さなコラムでもそれを話題にしていて。「『我愛{イ尓}』を他の言語ではどのように表現するか」というのがまとめてありました。

 英語は無難に『I love you』でした。一方日本語はというとローマ字で『Aishite Imasu』なのです。

 わざわざその言葉を使うことで「たどたどしさ+生真面目さ」を演出できるのだ、そしてその結果恋が成就するのだ……というところまで狙っていたのなら、なかなかやりますね、都市日報さん。

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