2010年3月31日

[HK]7話8話を見た、子供手当て

 前回の文中、標準話なんてものは存在せず、普通話(=北京語)でした。日常会話で「ぷーとんわー」と読んで使っているのに、いざ書き下そうとしたときに変な単語を使ってしまいました。

 けいおん!の7話、8話を見ました。2話、5話、6話がまだ未見です。今まで視聴したところ、いい意味で普通だなあと。もっと「萌え」っとした作品だったら、見るのをやめていたかもしれません。
 8話の最後に新入部員が来ましたが、今日はその名前は明かされませんでした。一方、CM代わりに入る番宣では、けいおん!に出演している声優さんが顔を出して「梓」役のなんとかです、とあいさつしていました。それって。

 今日はアニマックスの調子が悪くって、時々モザイクっぽいノイズが入ったり、音声が途切れたりしました。アニマックスはインターネット回線を使用しているので、回線が混雑するとそういう不具合になるのかもしれません。(ブロードバンド契約のおまけですが)お金を払って視聴しているので、もうちょっとしっかりしてもらいたいです。

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 うちの場合役所に転出届を出しているので、日本に住所がなく、このままだと子供手当てがもらえません。現在、転出届を出すことで国保や年金を払わずに済んでいます。
 でも子供手当てが出るのなら、国保や年金を差し引いてもプラスになりそうです……戸籍の上でだけ「日本在住」に変更するのは違法ではないと思うのですが、なんかやましい気持ちもします。

2010年3月28日

[HK]渋滞に巻き込まれたことと、ラーメン屋のできごと

 中国への出張、何とかこなしました。何回も行っているのにまだ慣れなくて、いつも香港に戻ってくるたびにほっとします。これが中国を飛び回るような仕事だとか、もしくは中国に住んでいるのなら、いやおうなしに慣れているのでしょう。標準話がまったくわからない、というのが最大の原因です。
 風邪も大丈夫でした。月曜日以降、薬を飲まなくてもよかったぐらいで。

 深センに戻る時、高速が事故で渋滞していました。三十分ゆっくりと走ると、遠くのほうに車が止まっているのが見えてきました。通り過ぎる時に横を見ると、二台のベンツが車線をふさいでいました。後ろのベンツが前のベンツに突っ込んだという「事故」のようでした――しかし、前の車の後部は見たところ壊れたり凹んだりしていませんでした。当事者二人は車の外でケータイで話しています。保険会社か警察か、そんな感じのところに電話しているのだと思います、が。まずその車を路肩にどけろよと。
 車線をふさいでいるせいでどれだけ渋滞しているか、そんなことは知ったこっちゃない、それが彼らの考えなのでしょう。それとも、動かしたせいで事故の交渉が不利になったら困る、とか。高い車に乗っている高慢な人々なんでしょうか。かなりうんざりしました。
 事故になっても車をよけない、というのは香港でも見かけます。これは「日本人と違うところ」だと思います。本当は「悪いところ」と決め付けたいところですが、でもそれは文化なのかもしれないし……とりあえず断定は回避しておきます。

 日本スタイルのラーメン屋に行きました。店はまあまあ混んでいました。入り口には先客の男女がいて、席を探している様子でした。私は一人だったので彼らの横を通り抜けカウンターに向かったのですが、男のほうに見覚えがあります……何と、かかりつけの病院の先生(香港人)でした。月曜日に診てもらったばかりの。女の人は奥さんのようです。まあ、先生にもプライベートがあるわけで、日式のラーメンが食べたい気分になることもある、んですね。
 先生のほうから「こんばんは」と日本語で挨拶されたので、私も同じように返しました。でも、その後の言葉が出てきませんでした。「もうすっかりよくなりました」とお礼を言えばいいのでしょうか? 何だかあまりに唐突すぎるような気がしました。
 先生は片言の日本語を使いますが、おそらく日本語を専門に学んだわけではなく、日本人を診ているうちに身についたのだろう、と推察しています。健康関係の単語しか知らないと思われ、つまり、ここでラーメンを語っても……。いやそれ以前に、先生と患者だからそんなに親しい間柄ではなくて。
 やがて先生から「一人ですか」と尋ねられたので、私は「一人です」と答え、それで会話を無事終えることができました。

2010年3月22日

[HK]税金を払ったり、風邪をひいたり。

 私は現地採用なので香港政府に税金を払っています。源泉徴収ではないので、日本でいうところの確定申告みたいなものを各自やる必要があります。会社からもらってきた書類をネット上に打ち込みます。去年の夏前に申告した税金を、今年の一月と四月、二回に分けて払います。
 香港のetaxのサイトには一年に数回しかアクセスしないので、アカウントやパスワードを思い出すのに苦労しました。

 風邪をひきかけたみたいなので、仕事帰りに病院に寄って薬を出してもらいました。自分の場合、いつも喉から来ます。今週も出張が入るので用心しています。

2010年3月20日

[HK]飲みの後、ちょっとテンション高めに

 お客さんが立て続けに来て、飲む機会が多いです。強いお酒を飲まないように注意をしています。この前は出張先の東莞で夕食を食べ、その後香港まで三時間近くかけて戻ってきました。美味しい料理を食べている間も、三時間の移動のことが気になりました――深センのイミグレーションまで高速を突っ走るのです。一時間半近く車から降りることができません。『何か』あったらどうしよう、食べたり飲んだりした後だけに心配になってしまいます。
 乗った車は、三車線の高速を右に行ったり左に行ったり激しかったです。あたかもゲームのように車線変更しながら周りの車を追い抜いていき、平均時速120kmは出ていました。冷静に考えると怖いですが、それが普通なんだと思うことにしました。

 インターネット、相変わらず読み専門です。最近の日本の就職・転職の厳しさには心が痛みます。でも、それについて自分の意見というものを書きたいと思わなくなりました。幸運なのか悪運なのか今香港にいて、一人一人みんな事情が違うんだ、ということを痛感するようになりました。能天気に『海外で働いたほうがいい』なんて言えないです。

 香港には貧富の差があります。モスバーガーに行きます。セットで40ドル近く払います。日本円だと500円程度、まあマックよりしっかりしているし、などと考えて。日本と同じようにオープンキッチンになっていて、中にいる人は来客に気付くと『こんにちわー』と挨拶します。誰にでも、どこの国の人に対しても日本語です。『こんばんわー』と時間によって挨拶を変える、知識ある人もいます。美味しく食べます。
 帰るときに、店の入り口に求人の張り紙があるのに気付きます。時薪25元。一時間働いてもセットが買えないことを知ると、ものすごく申し訳なくなります。香港には最低時給がありません。

 今週は出張があったので「けいおん!」を見ることができませんでした。アニマックスのページに行って再放送の時間を調べました。日曜日に見れそうです……が、第3話第4話となっています……。毎回2話ずつ放送しているようです。
 この前は1話目の後、すぐテレビを消してしまいました。「そういうのが好きなんだ……」と呆れられている最中に、第2話が放映されていたとは。

2010年3月13日

[HK]けいおん!

 3月6日の22時にテレビに向かい、香港アニマックスにて『けいおん!』第一話を視聴しました。人気らしいということしか知らず、あえて何も情報を持たずに見ました。
 オープニングでみんなとっても楽しそうな様子だったのに、一話目は四人が出会うあたりを描いていたため、もどかしいというか、先を見たいというか、とても気になりました。そうしたら、おまけにエンディングでも楽しそうな様子でしたし。
 四人の名前を忘れてしまいました。Wikipediaで調べようかどうしようか悩ましいところです。ネタバレっぽく書いてあるのを先に読んでしまうとがっかりします。茶色い髪の彼女に対しては、いいからさっさとギターを買ってこい、ちゃんと練習しろよ、ていうか、そういう態度がいつまでも許されると思ったら大間違いだ! という気持ちでいっぱいです。

 香港アニマックスでは早速けいおん!グッズ(確かクッションとTシャツとマグカップ)を作って、アニメファン啓蒙に余念がありません。番宣もばんばんやります。

 放送開始の日時はあらかじめチェックしていたのですが、何となく恥ずかしくて家族には言えないでいました。当日22時近くになりそわそわしていると、家族は風呂に入りました。それで心置きなく……とは行かず、ボリュームを小さくしてこっそり見ていました。
 後でばれ、「そういうのが好きなんだ……」と言われ、開き直れずにいます。

2010年3月8日

[HK]猫と吉野家

 ぼーっとリビングでインターネットをしていると、娘がやってきました。そこで、猫画像や猫動画を探して見せてあげると大喜びしてくれました。こういう場合注意が必要で……いわゆるまとめサイトに画像・動画がたくさんあるんですけど、猫記事の左側や右側には子供には不適当な広告が載っているのです。娘の興味を中央の猫に釘付けにして、マウスでブラウザを高速に操り余計なものを見せないようにします。

 土日は家族で外に出かけて食事をします。香港には日本料理の店がたくさんあり、日本の味に不自由することはありません。ただそういう日本人が行く店だと、料理は結構な値段になってしまいます。
 ところで香港には吉野家が進出しているのですが、家族は今まで一度も利用したことがありませんでした。「せっかくだから、そういう店じゃなくて……」という気持ちが親のほうにあったので。
 でも、試しに持ち帰りにしてみたところ子供たちに大変好評でした。すごい勢いでご飯も肉も食べます。親からすると、牛丼は安く抑えた食事となります。子供はそういうことは考えないもんなあ、とちょっとしみじみしました。息子は体はまだ小さいのですが肉をよく食べます。以前好きな食べ物を問われたとき、彼は「豚肉!」と即答していました。