一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。
終わったら、今度は、十から戻ります。
十、九、八、七、六、五、四、三、二、一。
ご協力いただきありがとうございました。気付いたことはございませんか。種明かしをすると、昇順と降順で四(し、よん)と七(しち、なな)の読み方が異なっているはずです。日本語の数体系というページに詳しく書いてあります。
香港にやってきてすぐ、この事実に気付いてはいたのです。日本語と広東語の数え方をお互いに教えあったりしていたので。でもこのすっきりとした説明を得たのは、つい最近のことです。日本語を話しているからといって、日本語を教えられるわけではない、ということを実体験で理解することができました。
上のページの親ページは世界の言語の数体系というのところなのですが、ここにたどり着いたのは実は小切手がきっかけです。
小切手では、まず金額をアラビア数字で書き、加えてそれを英語で書き下すというルールがあります。恥ずかしながら、その際"hundred"や"thousand"を単数にするか複数にするかが、私の中で曖昧だったので検索をかけたのでした。そのページによると、単数のようです。(この期に及んで自信なし) つまり、300="three hundred" (sなし)です。英語を勉強していたはずなのに、こんなこともわからないので、自分のことながら愕然としてしまいます。
ついでに色々と世界の言語の数体系をのぞいていたのですが、いや色々あるものですね。「グワンダラ語ニンビア方言は十二進法です。グワンダラ語の他の方言は十進法です。」なんていう記述にも出くわしました。十二進法ということは、例えるならば13を"twelve one"と呼んだり、143=11*12+11を"eleven-twelve eleven"と呼ぶようなもので。そして144=12*12には十進法の"百"のような別の単語がしっかりと用意されているのでした。
しばらくこの人のページをうろうろとしていると、『短編』でお世話になっている北村さんの個人ページがそこからリンクされているのを発見しました。大げさですが「地球は丸い」と思った瞬間です。そして北村さんの大変面白い篆書でGO!はこれまた恥ずかしながら今まで未読だったのでした。長々と書いたのですが、ぜひ篆書でGO!に行くべし、というのが今日の結論であります。
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