2006年3月15日

(HK)電話会議

 今日は電話会議(カンファレンス・コール)をしました。香港に来て二年以上たちますが、その割にはほとんど参加したことはありません。私の場合こちらで閉じる仕事が多いからです。
 このカンファレンスコール、実際に面と向かって話す・聞くよりも難しいと思います……というのは、電話から聞こえてくる英語というものに私はいまだ慣れていないからです、と言い訳しておきます。そんなわけで、今日は何を言っているか聞き逃さないよう、受話器を握り締めながら1時間近く緊張状態を維持していました。

 途中、どうしても私が話さなくてはいけない局面がありました。知り尽くした、自分にとっては簡単な内容を、しかし一生懸命に英語にして説明しました。こうして言葉しか使えない状況に陥ってみると、普段はずいぶん甘えていたんだなあ、と改めて気づかされます。いつもだったら手持ちの資料を見せたり、身振り手振りで補ったりするので。

 今日は弊社と、韓国と日本の他社の三社でカンファレンス・コールをしていたのですが、まあ、それだけだったらわざわざこうして文章にして残しておこうとはしないのですが……。今日一番ショックだったのは、私が必死に英語で説明した後に日本の他社の人から、
「すいません、日本語でもう一度説明してもらえますか」
 と言われたことです。

 私の感覚では、決してその他社の日本人の英語は下手じゃなかったんです。まあ自分にとって都合のいい解釈も可能ですが(例えば彼らが業務上もっと詳しいところまで知りたがっていたとか)、でも普通に考えると、やっぱりそれって私の英語がだめだったってことなんだろうなあ、と思って、今日はちょっとへこんでいるのです。

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