2009年12月12日

[Japan]帯広二泊三日

 香港を10時前に出た飛行機は新千歳に3時に着き、そこから特急に乗って帯広へと。結局6時に着いて気温は氷点下。本気出せば余裕で来れちゃうんだなあ、と思いました。先週の土曜日のことです。いとこが結婚式をするというので一人で行ってきました。帯広は初めてでした。

 香港-新千歳はキャセイだけが飛ばしています。土曜日は二階建ての大きな飛行機がほぼ満員になりました。新千歳のイミグレで、降りたお客のほとんどは外国人の列に並びました。日本人は30人乗っていたかどうか。冬の北海道が中国人に人気、というのを目の当たりにしました。
 飛行機の中では普通話と広東語が半分半分の割合で聞こえ、不思議に感じました。大陸のお金持ちがわざわざ香港経由で北海道に向かっているのでしょうか。

 土曜日、南千歳の駅で特急を待っていると4時だというのに真っ暗でした。帯広から戻ってきたのは月曜日です。その日の朝、帯広から千歳に向かうと、トマムのあたりは雪が強くて周りの山々は真っ白でした。北海道、すごい。

 大変いい結婚式でした。一連の式に出て、久しぶりの人と話をしていると、何だか色々なことに感謝したくなりました。

 香港への帰りの飛行機に、開催中の東アジア大会に出場する日本人選手が乗り合わせていたようです。飛行機を降りたところに、ユニフォームを着た係員がいました。選手とおぼしき名前の書いたプラカードを掲げているのが目に入りました。
 係員の前を通り過ぎてしばらくすると、後ろのほうからたどたどしい日本語が聞こえてきました。選手の人が自分の名前に気付いて歩み寄ったようです。名前を確認しています。

 その後のやりとりです。ちょっと距離が離れていたということもあり、はっきりとは聞こえませんでしたが、しかし私の耳には係員が「がんばっていますか?」と言ったように聞こえました。「がんばってください」ではなくて。振り返ると選手の人も言葉に詰まった様子でした。

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