2006年10月19日

そんなものまで食うのか

 注意:食事中には読まないほうがいいかもしれません。

 「飛ぶものは飛行機以外、四本足は椅子以外」とはよく聞く言葉ですが、だからといって海鮮料理の店の水槽にカブトガニが入っていたら……そりゃびっくりしますって。日本だと天然記念物ですよ。でも今ウィキペディアを読んでみると、確かに香港では食されていると書いてありました。
 お客様も私たちもさすがに怖気づいて水槽に入っている奴をオーダーしようとは思いませんでした。

 食事の後、海鮮料理屋が立ち並ぶそのあたりを散歩していたときのことです。何と噂のカブトガニが二匹歩道で寝そべっている(=息絶えつつある)のです! 私たちが近寄っていくとすかさず客引きに捕まりました。死にかけの広告材だったようです。
 で、本当に怖かったのはカブトの内側というか裏側です。まるで忌み嫌われるあの「虫」のような脚が折りたたまれていました。一対の脚は申し訳程度にハサミの形をしていました。そして脚の付け根、つまり裏側の中央部に口らしきものが……。なぜそんなところに。
 気になる方は画像検索をご自分でどうぞ。すぐ見つかります。

 本当の蟹なんかも結構グロかったりしますが、カブトガニは未知であるがゆえの恐怖でした。ところで、どう食べるかはいまだに謎です。ぱっと見では、カブトガニはわりと薄くって、脚も「虫」みたいで、どこにも身なんか入っていないような感じでしたが。

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