2008年9月28日

(HK)謎の組織「朋友」とは、および中国語における「誇り」について

 「朋友」は「ともだち」の直訳でした。「20世紀少年」が日本語そのままのタイトルで香港でも上映されるそうです。街中を走るバスにラッピング広告されていました。
 「謎の組織・パンヤオ」と広東語読みすると、これはこれで怪しさが出るなあ、なんて思いました。

 ここ数日は神舟七号の話題を新聞・テレビでよく見ます。中国人が初めて宇宙遊泳をしたそうです。この文を書く前に日本語のサイトを見て回っていますが、全く触れられていません。
 10月1日は中国の国慶節です。今年は北京オリンピックと宇宙開発の成功があったので、大盛り上がりになることでしょう。

 ところで、中国語の愛国的な文脈でよく出てくる「驕傲」という言葉についてちょっとした疑問があります。日本語的に解釈すると、おごり高ぶるの「驕り」、ごう慢の「傲」ですからいい意味にはなりません。しかし、中国語では「誇り」というポジティブな意味を持つように感じられます。私は中国語を学んだことがなく、あくまで観察した範囲内のことですが。
 例えば「神舟 驕傲」で検索すると、

神舟七號,我為你驕傲!

 が引っかかり、それに続いて、

中華民族的心連在一起 や 全世界中國人揚眉吐氣

 などと書かれているので、神舟七号が中華民族の「誇り」なんだろうなあ、と推察されます。
 あ、でも、「眉を揚げて」というのは一体どういう心理状態なんでしょう。
 謎は謎を呼びます。