2010年1月24日

[HK]けん玉

 一時間ぐらいけん玉をやる機会がありました。ほとんど何もできない状態から娘と一緒に始めたのですが、繰り返しやっているうちに気付きました。玉を下に止めた状態から静かに真上に持ち上げると、一番高くまであがったところで玉は一瞬静止します。で、そのタイミングで玉を「迎えにいく」と、比較的簡単に皿に載せることが可能でした。
 今思うと、やりはじめたころは、落ち始めてスピードがでている玉をむりやり皿で受け止めようとしていました。低い位置に構えて、皿の角度を何度も調節していたのです。けれどもこの方法だと、高い確率で皿が玉を弾いてしまいます。
 些細なことですし、できる人は何も考えずにできるのでしょう。自分は「体で覚える」というのが苦手だったんだ、と思います。今なら三個のお手玉もサッカーのリフティングもできるようになるかもしれない。やりませんが。

 「ほら、ひざを使って。こうやって静かに持ち上げれば、ここでスピードが落ちるから……」などと得意げに娘に説明しても、聞く耳を持ってくれませんでした。ぶんぶんと振り回していました。自分のやりたいようにやる、それもまた一つの真実というか、大事なことでしょう。

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