今年の夏に日本に行ったときに『狼と香辛料』の1、2、3巻を買ってきました。ラノベを読んでみようと思いたって、限られた情報の中で選んだ作品ですが、当たりでした。エンターテイメント度が高く、続きが気になって仕方がなく、あっという間に読み終わりました。
私が夢中で読んでいると、妻が近寄ってきました。
「ラノベってどうなの」
そう言って妻は本をのぞき込みます。
どうも自分は間の悪い人で、そういう時に限ってイラストのあるページを読んでいて、しかもそれがお色気というかサービスというか、少女の姿をしたホロが狼に変身するために服を脱ぎ去ったところだったのです。
「ふうん、そういうのが好きなんだ」
私とラノベの両方が、思いっきり誤解されました。
面白いかどうか不安だったので、今回とりあえず三冊だけ買って香港にもって来ました。幸い当たりだったので、すぐに続きが読みたくなり、香港の中で一番ラノベが充実している旭屋書店に向かいましたが。
4巻から8巻まで欠けているのです。旭屋には日本に行く前に立ち寄っていて、その時にはあったように記憶しています。香港で買うのは高いなあ、と思っていたのが裏目に出ました。こうなったら最後の手段、アマゾンで日本から輸入かなあ。
ふと家の近くのローカルの本屋に行ったら、中文版の『狼與辛香料』が一巻からきちんと揃って売っていました。4巻もちゃんとあります。
興味はありますが、私は中文は読めません。日文がライトだから、中文も何とか推測できるかも……。買ったところでネタにしかならないだろう、などと考えています。
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