新しいドラクエは、日本に行ったときに買おうと思えば買えたのですけど。時間を忘れてのめりこむ方なので、今回は自制して買いませんでした。それでもドラクエ関係のニュースは時々チェックしています。
先日、東莞に出張してきました。他社のお客様とご飯を食べている時です。
「(あ)さん、ドラクエってご存知ですか?」
仕事の話に引き続いて、お客様から突然尋ねられました。その方は私と同じ世代です。私たちが小学生だったころ、オリジナルのドラクエ1が世に出ました。私たちはドラクエとともに育った、というと大げさですが。
「買おうと思ったんですけど、はまっちゃいそうなんで買わなかったんですよ」
「あの、すれ違い通信ってご存知ですか」
「宝の地図を交換できるんですよね、確か……」
「よくご存知ですね」
お客様はうれしそうです。ドラクエの話を始めた、その気持ちがよく分かりました。いい歳してゲームをしている日本人大人なんて、香港にはそんなにいないでしょう。お客様も私も家族もちですし。
「で、まきゆさ地図というのがあって」
「あの何か経験値がよく貯まるっていうやつですよね」
「あれ、旺角でゲットしたんですよ」
香港の繁華街、旺角で、まきゆさ地図の頒布会が開かれたとか。ゲーム好きの香港人が日本に行って持ち帰ってきたそうです。日本語も読めないのに、ドラクエするんですね。
「100人ぐらい集まって、七、八割が香港人でしたよ」
通信を効率よくするために、皆DSを高く掲げていたそうです。ドラクエをプレイしなくても、その光景は見てみたいです。
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私はドラクエを買わなかったのですが、かわりに「A列車で行こうDS」を買ってしまいました。三日ほどやりこんでしまい、さすがに危機感を覚えたので今は自ら手の届かない棚の奥に隠しています。大体、仕事でもないのに方眼紙を持ち出し都市計画を立てるなんて。自分で自分を客観視し、つくづくバカだなあと思います。
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