2009年8月30日

[HK]韓国焼酎と猫

 この前日本人同士で話していて「韓国人はよく飲む」という話題になりました。私が韓国を訪問したのは4年前で、今のところそれ一度きりです。話していた知人も、数回行っただけとか、そういう感じでした。
 話の途中で、知人の口から『タイタニック』という単語が出てきました。

 『タイタニック』というのは宴会芸です。私の滞在中、一人の韓国人がそれを披露してくれて、私はそれが彼のオリジナルだと思っていたのですが。私だけではなく知人もその芸を目撃していたとは。

 改めて『韓国 焼酎 タイタニック』で検索してみるといくつも引っかかります。今でも学生の間の伝統芸のようです。ビールの入ったグラスに小さい空のグラスを浮かべ、それにどんどん焼酎を注いでいって小さいグラスを沈めるイベントです。最後に二つの酒が混ざったものを飲むので、酔いは加速します。

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 先日、香港にて韓国人と飲む機会がありました。韓国料理の店で、面子は、韓国人、中国(上海)人、日本人。香港人はいませんでした。香港人はあまりお酒を飲みません。一方、韓国人、中国人はよく飲みますし、加えてそもそも酒に強いような気がします。

 食事のはじめはビールでしたが、すぐに韓国焼酎に切り替わりました。韓国焼酎はストレートで飲みやすいです。韓国人と中国人はかなりの勢いで焼酎のビンを空にしていきます。しかし、私にとっては本当に久しぶりの飲酒でした。また、私は個人的に焼酎に弱く、悪酔いしやすいのです。

 私は一次会が終わった段階でかなり酩酊してしまい、結局そこで他の人と別れて帰宅しました。今思うと不思議なのですが、私は帰るときに小走りになっていました。陽気になっていたのか、どこか壊れて空元気になっていたのか、分かりません。
 家への途中、商店街の中でおとなしい猫を見つけたので撫で回しました。多くの人が行き来する中、10分近くそこにいたと思います。酔っ払っていたのでもっと長かったかもしれません。酒臭かったので、猫にとってはいい迷惑でしょう。時々猫にあま噛みされました。舌がとてもザラザラしていたのを覚えています。
 そして、次の朝は二日酔いでベッドから起き上がることが出来ませんでした。

 酒を飲み始めたばかり、というならまだしも、この歳になって自分の酒量を把握せずに恥ずかしい失態をしてしまいました。とりあえず韓国焼酎のせいにしておきます。猫をなでまわせたのは満足です。

2009年8月23日

[HK]頭ががさごそする

 ウェブ上で写真の入った旅行記を二つ立て続けに読んだら、頭の中に棒を入れてかき混ぜられたような気分になりました。普段持たないような感情がわいてきて、でもそれをうまく説明できません。

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 休み前はばりばりと働いていました。そういう時って、大抵何も考えていないものです。

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 初めてラノベを買ってみました。楽しく読んで、後ろの作者紹介のところを見ました。作者が理系の学生で、そして専攻が私と一緒でした。「だから?」ですが、何となく書き留めておきたい。

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 この前の雨の日、家まで歩いて帰る途中、ふと側溝に目をやると大きな亀がいました。隣接する公園から逃げ出してきたようです。幼児の頭ぐらいの大きさ、でも甲羅には厚みはなく、側溝の底に貼り付いている様子でした。
 亀の足の短さを見ると、側溝から自力で這い上がれないだろうと思いました。試しに手を伸ばしてみると、亀らしく手足を甲羅の中に引っ込めました。好都合です。甲羅を尻尾のほうからつかめば持ち上げられる、と考えました。
 そこで、恐る恐る甲羅を触ってみたのですが……触れるやいなや、亀は手足を出してものすごいスピードで前へと進みました。亀ってあんなに速いのか、と思うぐらい。一瞬で私の手の届かないところに行ってしまいました。依然側溝の中だったので、進めるのは一方向だけでしたけど。
 あきらめて家路につきました。次の日側溝を見たらいなかったので、その亀、脱出に成功したのだと思います。

[Japan]夏休み

 先週末は日本にいました。日曜の昼、妻の実家でぼんやりとテレビを見ていたら、アタック25でパーフェクトがでました。今回の滞在が短かったこともあり、すごいものを見ることができた、と一人で興奮していました。

 それから、幕張に恐竜が来ているというので見に行ってきました。入場料・大人2500円に少しひるみました。内容は派手ですごい、の一言です。エンターテインメント色が強いです。
 色々なトピックスを取り揃えている反面、ストーリーみたいなものが薄かったような気がしました。個人的には、博物館とかによくある、やたらと生真面目な解説も嫌いではないのです。
 子供には、面白いものとまじめなものと、両方好きになってもらいたいと思います。